QUARTETTO ⑤ ( ヒカリノシズク )
…続き。
ヒカリノシズク
、、これは、宮城の思い出を…
宮城での小山さんは、いつもに増して、心のあたたかさ優しさ美しさが滲み出ていて、何度も何十回もこうやって東北の地に足を運んで、地元の私なんかより何倍も、大変だった地域の現状を知っていて、だからこそ溢れる思いがあるんだろうなって感じました。
利府のこの会場が、震災後しばらく遺体安置所だったこと、当時、会場を押さえることが出来なくて、でも東北で、宮城でコンサートがしたいと、宮城でやることに意味があるってスタッフさんに懇願して、ゼビオアリーナで公演をしてくれたこと。誰よりも東北の現状を知っている小山さんだからこそ譲れなかった思い。
前のコンサートでも、その前のコンサートでも、小山さんはずっと、空に届くように見えるように伝わるように、少しでも近くにいれるように、空のみんなを感じながら舞台に立っていた。それは、凄く伝わっていた。
ヒカリノシズクの、
『 希望が届きますように 』のところで、
空に向かって
真っすぐ手を伸ばした瞬間、
あぁこの人のファンで良かったなぁって、
心底思いました。
ただただ純粋にその気持ちだけが溢れました。
リフター降りて、センステに移動するとき、ちょうど私の席の真ん前だったんだけど、
立ち止まって、
両手合わせて、
結構長いこと祈ってた。
そして、
『空もありがとう』って
言っていた。
心から、心の底から、東北のこと、そして空に旅立っていったファンのこと、もちろんファン以外の全ての人のことを思ってくれていることが、強く強く伝わってきて、それが本当に嬉しかった。
言葉に出すことが、行動で表すことが、私は全てだとは思わないけど、こうやって思いを真っすぐに伝えてくれるのって、すごく嬉しいなぁって思います。
『 頼りない夜に一つの光を
灯せたらいいのにな 』
NEWSは、たくさんの人の「一つの光」になれているよって声を大にして言いたいです。
『 どうにもならない夜 』だって、
『 誰にも言えない傷跡 』があったって、
NEWSが灯してくれる一つの光を頼りに進んでいたら、限りない夢に、明るい未来に、希望に、繋がっていると信じられるから。
寄り添うって、距離とかの問題じゃないなって、いるいないとか、あるないとか、そんなの関係なくて。本当につらい時、苦しい時、しがみつきたくなるものって、近くになかったり、実体がなかったり、するじゃないですか。ただ救いの手がほしいとき「好きだから」って気持ちだけで成り立つもの。それが、NEWSの導く一つの光だよ!って人、凄く多いんだろうなって思う。( もちろん私もその一人。 )
コンサート始まる前から、「一番楽しみな曲は?」と聞かれたら、「ヒカリノシズク!!!!(即答)」って答えていたんですが、想像を超えに超えた、もう遥かに超えた、ヒカリノシズクでした(涙)(涙)
そして、
何度聴いても
『 あの未来は
未来のまま
僕は僕のまま 』
の歌い方、好き!!
あふれ出る切なさ!!!!
結論。
小山慶一郎、最高。
(ヒカリノシズクだけで終わってしまった。)
⑥へ続く…